樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

ああ恐ろしや、お皿地獄

娘がまだ小さい時、自分で絵を描くのに自信がなかったのか?描きたいものを私に描かせる時期がありました。

幼稚園の先生は「そのうちどんどん自分で描くようになるから、今はママが描いてあげて大丈夫よ!」と言ってくれていたので、しばらくは私が娘の描きたいものを代わりに描いていました。

 

でも、描きたいものの理想が高い!こだわりが半端ない!

彼女の頭の中にあるイメージ通りのものを描かないと、オッケーが出ないのです(>_<)

正解がわからずにいちばん困ったのは、お皿!

 

最初は何となく「お皿描いて」だったので、大きくマルを描いたら、違う!

じゃあ四角いお皿?違う!

じゃあドンブリ?違う!

小さいお皿?違う!

なかなか正解が出ません。

 

こうなると、娘も段々とパニックになってきます。

「お皿、おさら、おさぁーらぁー、ああー(>_<)」

目の前には、いろんなお皿がいっぱい描かれた大きな画用紙…私も自分の引き出しを使い果たしてしまい、焦ってくると同時に、このお皿地獄はいつまで続くのだろう…と気が遠くなってきます。

 

結局その時は正解がわからず、娘に謝って許してもらいました。お皿地獄、とりあえずは終わりました。

娘が大きくなってから、その時のことを聞いてみたら…正解は台のついたお皿!お茶碗とかお椀の下に、丸い台みたいのがついてますよね?あれを描けばよかったんです。

答えがわかればなんて事はないのですが、その当時は思いつかなかったなぁ。

f:id:hattatsumamajuan:20190425221952j:image

そんな娘も自分で絵を描くようになり、やがてオリジナルストーリーの絵本まで作るようになりました。

そのシュールな内容に、当時のお友達のママにはとっても好評でした(^_^)

今もどこかにあるはず…です!