ああ恐ろしや、お皿地獄
娘がまだ小さい時、自分で絵を描くのに自信がなかったのか?描きたいものを私に描かせる時期がありました。
幼稚園の先生は「そのうちどんどん自分で描くようになるから、今はママが描いてあげて大丈夫よ!」と言ってくれていたので、しばらくは私が娘の描きたいものを代わりに描いていました。
でも、描きたいものの理想が高い!こだわりが半端ない!
彼女の頭の中にあるイメージ通りのものを描かないと、オッケーが出ないのです(>_<)
正解がわからずにいちばん困ったのは、お皿!
最初は何となく「お皿描いて」だったので、大きくマルを描いたら、違う!
じゃあ四角いお皿?違う!
じゃあドンブリ?違う!
小さいお皿?違う!
なかなか正解が出ません。
こうなると、娘も段々とパニックになってきます。
「お皿、おさら、おさぁーらぁー、ああー(>_<)」
目の前には、いろんなお皿がいっぱい描かれた大きな画用紙…私も自分の引き出しを使い果たしてしまい、焦ってくると同時に、このお皿地獄はいつまで続くのだろう…と気が遠くなってきます。
結局その時は正解がわからず、娘に謝って許してもらいました。お皿地獄、とりあえずは終わりました。
娘が大きくなってから、その時のことを聞いてみたら…正解は台のついたお皿!お茶碗とかお椀の下に、丸い台みたいのがついてますよね?あれを描けばよかったんです。
答えがわかればなんて事はないのですが、その当時は思いつかなかったなぁ。
そんな娘も自分で絵を描くようになり、やがてオリジナルストーリーの絵本まで作るようになりました。
そのシュールな内容に、当時のお友達のママにはとっても好評でした(^_^)
今もどこかにあるはず…です!