樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

学校って、何なん?

学校。子供ならば、通うのが当たり前の場所。

でも最近思うのです。学校って、何なんでしょう?

 

そう思うようになったいちばんのきっかけは、発達障がいの子供たちが学校で受けている様々な仕打ちを聞いたこと。

とある子は、学校へ行けなくなっていた間に、自分のロッカーが先生の荷物置き場になっていたそうで。たまたま学校へ行けた日に、自分のロッカーにクラス全員の問題集が突っ込んであって、絶句したそうです。

別の子は、支援級内で結構ないじめを受けていることを先生に訴えたそうですが、信じてもらえずに…その後もいじめが続いてしまったそうです。

もう、言語道断ですよね。信じられません。

 

うちの子供たちに関しては、今のところそこまでひどい仕打ちを受けてはいません。でも…6年生になった上の娘のことで、ひとつ心配なことがあります。それは、言われたことを何でも真面目にやり過ぎて、キャパオーバー気味であること。

ただでさえ難しくなってきた勉強に加えて、係の仕事、クラブ活動、委員会活動など、やるべき仕事はたくさんあります。娘は全て全力で取り組み、その結果…家で宿題をやる気力が残っていないのです。でも真面目な娘は、出された宿題はやらないと気が済みません。さらに「自学」というものもあって、自分で課題を決めて取り組むのですが…これもやらないと気が済まないのです。

学校から疲れて帰る → 疲れと戦いながら宿題をやる → めちゃくちゃ時間がかかって、さらに疲れる → 夕飯、お風呂などの時間が遅くなる → 寝る時間が遅くなる → 朝起きられない、という悪循環を繰り返しているのです。

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娘はこのまま、学校の言うままに課題をこなし続けていくと…いつか壊れてしまうのではないか?燃え尽き症候群になってしまうのではないか?と心配しています。実際に娘は時折足の痛みを訴えてきますが、筋肉痛や成長痛とは違う、心と体のバランスの崩れから来ている痛みかな?という気もします。

思春期に差し掛かった子たちで、朝起きられなくなったり、不登校に陥ってしまったりというケースもよく聞きます。今娘が通っている小学校の先生で、娘のメンタル面での心配をしてくれている先生が、果たして何人いるでしょうか。ひたすら課題を出し続けている様子からは、娘の中で起きているメンタル危機の予備軍には、恐らく誰も気づいていないと思われます。

 

親として私が望むのは、子どもの健全な成長です。正直言って、勉強は二の次でもいいと思っています。それなのに勉強第一、ひたすらドリルや問題集をやらせるだけの今の学校教育。私は疑問を感じずにはいられません。

娘にとって、思春期を迎えている今は大事な時期だと思っています。娘の健全な成長のために、親としてできることはやっていこうと思います。たとえ、それが学校の指導に反するとしても、です。