樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

ちょこっとだけ、参観日

先日、子供達の通う小学校でフリー参観というのがありました。わかりやすく言うと、1日学校を開放するので、好きな時間に見に来てください!というようなものです。私は仕事の都合上、朝のうちに少しだけお邪魔しました。

 

まずは5年生のお姉ちゃん。支援学級の先生とマンツーマンで、算数の勉強をしていました。内容は、割合の計算問題。日本の輸出入を表すグラフを見て、自動車の輸入は全体の何パーセント?とか、答えは四捨五入して出しなさい、とか、5年生にもなると結構難しいことをやるんだなぁ…。それにしても、1時間つきっきりで先生とマンツーマン、しかも真面目なタイプの先生なので、正直キツいよなぁ、最近娘が疲れている原因はコレかも…なんて思ってしまいました。

一方、2年生の息子。こちらも支援学級ですが、1年生と一緒に手作りのおもちゃで盛り上がっていました。ピョンピョンかえる?という、二つ折りの厚紙に輪ゴムをかけて、ピョーン!と飛び上がるおもちゃ。まずは2年生が作り方をプレゼンして、見本を見せて、実際に1年生に教えてあげて、最後はみんなで遊ぶ、という参観日向けの授業をしてくださいました。うちの息子は引っ込み思案な性格ですが、プレゼン、見本など頑張っていました。

 

そして、それぞれの学年の教室前には子供たちの作品が展示されていました。季節柄、どの学年も書き初めの立派な作品が飾られていましたが、息子のいる2年生は、子供たちの絵も飾ってありました。

よく見ると、昔話をモチーフにした絵。子によって、違うお話の絵を描いているようです。さるかに合戦、鶴の恩返し、桃太郎など…先生によると、子供たちが自分の好きなお話を選んで絵を描いたのだそうです。確かに個性が出ていて面白い!

さて、うちの息子は何を描いたのかな…探してみたら、ありました!息子が選んだのは「かさこじぞう」。雪の中で寒そうにしているお地蔵さまに、傘職人のお爺さんがワラでできた傘を被せてあげるものの、最後のお地蔵さまの分の傘がなく…お爺さんは、仕方なく自分が被っていた手拭いをお地蔵さまに被せてあげる、という心温まるお話です。

息子が描いたのは、お地蔵さまに傘を被せてあげる場面。そこにいたのは、優しいお顔をしたたくさんのお地蔵さま。傘を被り、最後のお地蔵さまは手拭いを被っています。とっても上手に描けています。何より、絵全体から感じられる優しい雰囲気…うちの息子らしいなぁ、とほっこりしたのでした。

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