樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

ポジティブに、逃げる!その2

はるか昔にこのタイトルの記事を書いたので、一応その2としました。前回は娘の話でしたが、今回は現在進行形で悩める息子のお話です。

 

今現在、息子を苦しめていること…

・ママの新車がどうしても受け入れられず、できれば車に乗りたくないこと。

・ママが姉の巫女舞の練習に付き添いで行く時、おじいちゃんとのお留守番が寂しいこと。

・夏休みでもママは毎日仕事なので、放課後デイに行かなきゃいけないこと。しかも週一回は、苦手な事業所へ行かなきゃいけないこと。

 

今日は週に一回の、息子が苦手な事業所へ行く日(>_<)…息子は朝からグズグズ、明らかに行きたくなさそうですが、何とかして行ってもらわなければいけません。

息子はイヤイヤながらも私の車に乗って、じきに放課後デイに着きました。姉はさっさと建物に入っていきましたが、息子は外でモジモジしています。いつもは優しい女の先生が息子を迎えに来てくれて、ちょっとはご機嫌になって建物へ入っていくのですが、今日に限って運悪く、いかつい男の先生が出てきてしまったんです(>_<)

息子は尻込みして、その場から逃げてしまいました。その様子を聞いたのか?いつもの女の先生が迎えに出てきてくれましたが、すでに息子の気持ちはこじれてしまっていて…ボクはもう今日は行きません!息子は一度決断してしまうと、なかなか覆すことができないのです(>_<)

 

さぁ、困りました。私は仕事に行かなければいけません。ある程度時間をかけて、息子の気持ち待ちをしてみましたが、今日はいつも以上に頑なです。

そこで、先生にも了解を取って、ダメ元でうちの実家に連絡をしてみることにしました。うちの実家で特に用事がなければ、今日は実家へ行く。もし用事があれば、あきらめて放課後デイへ行く。息子もそれでオッケーを出しました。

さて、実家に電話をしました。ある程度の事情を話して、今日の予定を聞いてみたら、午後からお寺に行かなければいけないとのこと。それを息子に伝えたら、じゃあボクも一緒にお寺に行く!とのこと……ここで、私の気持ちが決まりました。じゃあもう、今日は実家へ行きましょう!先生ごめんなさい、今日はうちの息子キャンセルします!

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私がこの決断をした時の、息子のホッとした顔!何とも言えない、解放された顔をしていました。放課後デイは学校ではないし、無理していく場所ではないですからね。

増してや、今夜も娘と私は巫女舞の練習があって、息子はおじいちゃんとお留守番をしてもらわなければいけません。我慢ばかりもかわいそうです。私も職場へ連絡して仕事に遅れる許可をもらって、いざ!実家へと向かいました。

すると息子は、あんなに嫌がっていた私の車に喜んで乗って、以前の車のようにナビを少しずついじり始めたのです!ああ、とりあえずは息子の苦しみが少しは解放されたんだな、とホッとしました。

たまには逃げてもいいんですね。今回はポジティブに逃げて、とりあえず良かったようです(^_^)