こだわりを職業へ!息子編
自閉症スペクトラムの特徴のひとつである、特定のものに対する強いこだわりや執着。うちの子供たちそれぞれのこだわりの強さは、今までの記事で数回触れてきました。
こだわり…日常生活においては困ることの方が多いのですが、特定のこだわり=特定のスキル、と考えることもできるのではないか?さらに、こだわりから得たスキルを仕事に生かすことはできないか?と思うのです。
今回は、うちの息子の可能性について探ってみたいと思います!
可能性その1・エンジニア
息子はメカに強いんです!マリオのために貸してあげる私のスマホ、たまに様子を見ると、私の知らない機能を使いこなしていて!びっくりします。
また、ある時娘がカーナビをいじっていて、変なところを押してしまったのか?地図の設定が変わってしまったんです。私と娘でいろいろ試してみたものの、結局元には戻らず…でも、息子は一発で直してしまったんです!これもびっくりしました。
さらに、以前こだわりで触れたエレベーターや自動ドア…息子は動く仕組みをじっくり観察しているんです。レールを覗き込むので、エレベーターや自動ドアの前で思いっきりかがんでいる子供…けっこう迷惑だと思いますが(>_<)
メカに対する強さと機械への興味、エンジニアにピッタリだと思います!
可能性その2・ものまね芸人
息子は基本、人のものまねをして言葉や歌などを覚えています。家での息子の様子を見れば、話していることや歌っている歌などで、その日どんな一日だったのか?だいたいわかります(^_^)
そして、このものまねのクオリティが半端ないのです。いちばん強烈だったのは、自動ドアの真似!ドアが開いて、閉まる時の微妙な動きとか、その時の機械音とかを、完璧に再現するんです。以前とんねるずの番組でやっていた「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に出られるレベルだと思います。
芸人さん、現実にはなかなか厳しいとは思いますが…ね(^_^;)
まぁ、こればあくまで親の勝手な想像でして(^_^;) 息子の将来の仕事はもちろん息子が決めることです。
どんな仕事であっても、自分で働いて自分でお金を稼いで生活すること…当たり前のように思えても、発達障がい児には超えなきゃいけないハードルがいくつもあります。
まぁ、あまり不安にならずに、まずは今できることを親子でやっていきましょう(^_^)