樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

「今だ!」のタイミングを逃さないために

発達障がいの診断を受けているうちの子たち。今まで私は子供たちに「発達障がいである」と直接伝えたことはありません。発達障がいという言葉自体にパワーがありすぎて、そう聞いて自分のことを否定してしまうと嫌だなぁ…とか、私自身が自己肯定感の低さにずっと悩んできたので、子供たちにはポジティブに生きてほしいなぁ…と感じているのが、その理由です。

でも最近。中学生になった娘が、自分自身のことに少しずつ気づき始めています。自分はみんなと違う…そう思い始めているようです。

 

先日一緒にパラリンピックを見ていた時のこと。マラソン競技に出場している人たちが、車椅子の人や目が見えなくて伴走者と走っている人など、様々な障がいを抱えているのがわかりました。

すると、突然娘が聞いてきました。「ママ、知的障がいって、どんな人のこと?」

「うーんとね、脳に損傷があったりして、人と同じことができなかったりする人のこと、かなぁ?」

「ねぇママ、私は知的障がいなの?」…キター!核心をついた質問です。

こういう時、今までは何となくごまかしちゃっていました。まだ娘に伝えるのは早い気がしていました。

でも…そろそろ伝えてもいいかな。今日はそんな気がしたんです。私なりに、娘の質問に答えました。

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…子供の頃は、確かに知的障がいというものに当てはまっていたのかもしれない。言葉が出るのも、トイレでおしっこをするのも、他の子よりも時間がかかって、先生たちの支援が必要だったんだよね。

でも今は、いろいろなことができるようになって、支援もあまり必要ではなくなって…中学になって、今までいた支援級ではなくて普通級に通い始めたけど、けっこう苦労している…よね?

「…うん。大変」

…自分ができることもあるし、できないこともあるし。できないって受け止めるのはキツいけど…何ができて、何ができないのか。どういうところを支援してほしいのか。そろそろ自分のことを知る時期に差し掛かっているのかもしれないね。

「じゃあ私は、今も知的障がいなの?」

…うーん、生活するのに問題はないから、知的障がいではないと思うよ。ただ、他の人よりも苦手なことが多くて、支援してもらった方が伸びる可能性があるってこと、かなぁ。

そういうのも含めて、自分自身のことを知る時期なのかもしれないし、その先に進路の選択が待っている、のかな。

例えば放課後デイで会うお友達も、みんな進路はいろいろと迷っているし。中学から支援学校に行っているお友達もいるけれど、みんなものすごく迷いながら自分の進路を選んでいると思うよ。

今回中学は、希望通りに普通級に行くことになったけれど、実際に通ってみていろいろと大変だってことがわかったよね?でも、それでいいのよ。実際に通ってみなきゃわからないからね。

これからも、実際にやってみて、振り返ってみて、ダメなら修正して…その繰り返しでいいと思うし、とりあえずは毎日元気に過ごすことが大事よ!

「…うん、そうだね!」

 

すみません。会話を振り返りながら書いていたら、ものすごく長くなりましたね。

でも、今までごまかして逃げちゃっていたことを、娘としっかり話せてよかったです。娘がどう受け止めたのか?は、わかりませんけどね。

こういう、いつ来るかわからない「今だ!」のタイミングを見逃さないために。普段の生活にゆとりを持つことが、発達ママとしては大事なのかも?って、改めて思いました。

 

 

気持ちに寄り添う校外学習

先日息子の校外学習の付き添いで、とある場所に車で片道3時間かけて行ってきました。本来ならば、みんなで貸切バスに乗って行くのですが…息子は今、クラスの騒がしい雰囲気がダメで教室に入れない状況でして。当然みんなとバスに乗るのは無理!となり、先生から自家用車での付き添いを頼まれたのです(>_<)

実は私、車の運転がものすごく苦手なんです。のんびり田舎道を走る分には全然いいのですが、高速道路とか、3車線以上ある道の車線変更とかがダメなんですよね。なので、高速に乗らずに往復6時間かけて、はるばる行ってきたってわけです。

 

最初の目的地には早めに着いて、みんなが乗ったバスを今か今かと待ち構えていて…バスが来た!おーい!と手を振る息子。みんなもバスの中から手を振ってくれていました。

いい雰囲気のまま、みんなに合流して、班のみんなと楽しく過ごせたようです。よかった。

 

そして次の目的地。息子は私と車で移動し、昼食も車内で済ませました。みんなはモノレールに乗って移動し、目的地に着いてからお弁当タイムです。

先生からスマホで連絡をもらい、みんなのところへ行って合流!って思っていたら…息子がモジモジし始めました。みんなが賑やかにしているところへは、自分から入っていけないようで。仕方なくその場でモジモジしながら待っていて、そろそろ移動だよ!集合写真撮るよ!って段階で、やっとみんなの輪に入れました。その後は班別行動でしたが、その時はみんなと一緒に、仲良く行動できたようです。その間私は車内で待機したり、その辺で適当に過ごしていました。

 

集合時間になり、私も集合場所へ向かいました。子供たちは楽しかったようで、息子も和やかに過ごしていました。

さて、みんなは帰りのバスへ。息子はここでみんなとお別れです。でも最後にみんなのバスを見送りたい!とのことで、バス乗り場まで行って、みんなが乗ったバスをバイバーイ!と見送りました。満足そうな息子、校外学習に来れて本当によかったね…って思いました。

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担任の先生は楽しそうな様子の息子を見て、これで教室に入る良いきっかけになればいいですね…と言っていました。私もそうなればいいなぁとは思いましたが…焦る必要はないと思います。

今日は校外学習なので、みんなもテンションが上がっていますし、息子も同じです。非日常の中で、勢いで輪に入れた部分もあると思います。でも、学校に戻ればいつも通りの生活です。

校外学習で、みんなが息子のことを気にかけてくれているのはよくわかったので、あとは息子の気持ちとよーく向き合って、ここだ!ってタイミングで声かけをすること…ここは支援級の先生次第ってところなんですよね。今息子を見てくれている先生は、しっかりと息子の気持ちに寄り添ってくれる方なので、先生と相談しながらゆっくり進めていこうと思います(^_^)

 

 

 

本当の気持ちが言えること

休日明けの今朝…息子が急に学校へ行きたくないと言い出しました。

どうしたの?と聞いてみたら…クラス内のある男の子の名前を出して、うるさいから嫌だ、とのこと。自分が何か嫌なことをされたわけではないけれど、とにかくうるさい!のだそうです。

実は、その男の子のママ。仕事や自分の好きなことばかりをしていて、息子のことをほったらかしているんです。

 

同級生ママさんによると、息子たちのクラスは今、男の子の間でトラブルが絶えない状態が続いているのだそうです。些細なことでケンカ、叩いたり殴ったり暴言吐いたり…その中心人物が、その男の子なのだそうです。

うちの息子はそこまで仲間に入れてはいないので、直接トラブルに巻き込まれてはいないけれど…うるさくて落ち着きのない雰囲気が、どうしてもダメなようです。

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さて…とりあえず今日の学校、どうしましょうか。タイムリミットを設けて、気持ちの切り替えを促してみましたが…ダメです。動けません。

それなら今日は無理をせずに休んで、支援級の先生に電話して気持ちを伝えて、教室にいるのが辛ければ支援級の部屋で1日過ごせるようにお願いしてもいいんじゃない?と提案してみました。

息子はこれにオッケーを出してくれました。支援級の先生に電話をして、直接先生と息子が話をして…息子は、明日からは学校に行きます!と約束をし、先生は支援級で落ち着いて過ごしてもいいことを約束して、話が終わったようです。とりあえずは、よかった!

 

そうと決まれば…今日は家で息子とふたり、のんびりと過ごしました。息子は存分にリフレッシュできたと思います。リフレッシュしすぎたかな?

私ものんびりしながらヤフーニュースを見ていたら、そこに載っていたとあるコメントが、今の息子の状況にドンピシャ!だったんです。そのコメントをシェアしますね。

    *****

ミュージシャンの甲本ヒロト氏が「学校に居場所がない子に言ってあげられることはありますか?」という質問に対して答えていたこと…

「居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。山手線に乗ってて、『はい、この車両全員仲よく友達ね』って言われても、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』って。友達じゃねぇよ。ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗ってられなきゃダメじゃない?その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲よしでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ、友達なんかいなくても。」

     *****

…これ、ホントその通りですよね。合わない人とは無理に友達にならなくてもいい…この言葉に救われる人、けっこういるんじゃないかなぁ。私はめちゃくちゃ救われました。

 

今回は、息子が私に本当の気持ちを言ってくれたことで、私も何とか対応ができました。しばらくは様子を見て、無理をしないで過ごせればいいと思います。

一方で…自分の本当の気持ちを言えずにいる、あの男の子。ママの前ではいい子を演じ、その分学校では憂さ晴らしをしてやりたい放題…

一旦気持ちが閉じてしまった状態から、彼が自分の本当の気持ちを言えるようになるまでには、ものすごく時間がかかると思います。でも彼が、いつかママに本音を言える日が来ることを‥.心から願っています。

 

 

 

 

性教育の是否

私は自分の娘に対して、早い段階でしっかりと性教育をする必要があると、ずっと感じてきました。いちばんの理由は、知的障がい児に対する性犯罪が増えていること。被害に遭っても本人が訴えられないことを利用されてしまうケースが多いのです。

先日ニュースで報じられたのは、放課後デイサービスの送迎車内で職員と利用者の女の子が2人きりになり、職員がワイセツ行為に及んでしまったとのこと。うちの娘も同じように車で送迎してもらっているので、まさか…そんなことはないよな、と思いながらも、娘と性についてきちんと話す機会を探っていました。

 

先日娘の中学で休日参観があり、次の日が代休になりました。娘から長距離ドライブをリクエストされていて、じゃあ行こうか?となりましたが…チャーンス!車内でじっくりと話してみよう!と思い立ちました。

さてと…まずは娘に、そういう話をしてもいい?と了解を取って。娘も戸惑いながらオッケーしてくれました。

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まずは恋愛感情について。今の段階で娘に好きな人はいないようですが、この先好きな人ができると、その人に触れたくなったり、キスをしたくなったりして、その延長上にセックスという行為があること。セックスという行為そのものについて具体的に説明し、男の人は気持ちよく感じる行為であることと、女の人は好きな人とならば気持ちよく感じることを話しました。

そして、セックスのときに男の人から出てくる精子が女の人の体の中に入ってくることと、女の人の体では月に一回卵子が作られること、精子卵子がくっつくことで赤ちゃんになることを話しました。だから、タイミングが合えばセックスで赤ちゃんができるということも話しました。

(生理については前もって説明してあって…子宮内で血液が壁になって赤ちゃんのベッドの役割をすること、赤ちゃんができなかった場合に古くなった血液が流れ出ること←これが生理で、つまり赤ちゃんができると生理が止まる!ということを説明しました。)

 

ただ、男の人は気持ちよさだけを求めて、好きな人以外でもセックスをしたいと思ってしまったり、無理矢理セックスをしようとする場合もあること、そういうセックスは女の人にとっては痛いだけで、体も心もものすごく傷つくことを話しました。万が一赤ちゃんができてしまっても、男の人は何も影響がなく、大変な思いをするのは女の人だってことも話しました。

だから、女の人は男の人からそういう危険な雰囲気を感じたら、自分の身を守らなければいけないということ、そういう場面にならないように気をつけることを話しました。

また、これから好きな人ができて、セックスをする場面があるかもしれないけれど、赤ちゃんができないように気をつけなきゃいけないこと、そのために男の人にコンドームをつけてもらうことが大切!(コンドームの仕組み、つけ方、どこで売っているか?も話しました)コンドームが嫌だという男の人とは付き合う価値がない(自分のことを大切に思ってくれていない、ただ気持ちよさを求めているだけ)ということも話しました。

セックスを焦る必要はないし、そういう気持ちになる時まで待っていて大丈夫、ただ性犯罪には本当に気をつけてほしい…そんな感じに伝えました。

 

ここまで話してみて、娘が聞いてきたこと…弟とセックスしてもいいのか?ということ。マズい、セックスしたくなっちゃったかな?と聞いたら、少しはそう思ってしまったようで。でも、きょうだい同士のセックスで赤ちゃんができてしまうと、障害を抱えている場合が多い(って聞いたことがあるので…)、だからきょうだいでセックスはダメなんだよ、と伝えました。

もしセックスのことを考えて気持ちがモンモンとしたら、自分でお股をさわってもいいこと、その場合はお布団の中とか、お風呂とか、トイレとか、ひとりになれる場所でそうしてね、と伝えました。

娘にとっては、一気にものすごい量の情報が入ってきたわけで、かなり混乱してしまったようですが、それでも一応私の言いたいことはわかってくれたようです。

ここまで性の話をすること、もしかしたら中1では早すぎたかもしれませんね。逆に興味を持たせてしまったかもしれない…でも、今のところはこれでよかったと思っています。娘には、気になることはママと2人のときに遠慮なく聞いてきてね、と言ってあります。くれぐれも、夕飯の食卓でセックスのことを聞かないでね…おじいちゃんがびっくりしちゃうからね、と伝えました。

 

数日経って、学校帰りの車内で娘から質問がありました。何かというと…排卵日について!自分なりに調べてるやん!

排卵日を知ることで、赤ちゃんが欲しい夫婦にはヒントになることと、赤ちゃんが欲しくない場合にもヒントになること。ただ、生理の周期が乱れると排卵日もわかりづらいので、赤ちゃんが欲しくない場合は確実にコンドームをしたほうがいいよ、と伝えました。

さらにダメ押し…焦らなくていいからね、大丈夫だよね?と聞いたら、全然そんなんじゃないよ!ただ知りたかっただけ!と言われましたσ(^_^;)

 

こういうのは、意見が分かれるところだと思いますが…万が一何かが起きてしまったときに、きちんと話しておけばよかった!と後悔したくなかったので、私はしっかりと事実を伝えることを選びました。しっかりと話したからには、アフターフォローはしっかりしようと思っています!

 

発達障がいについて思うこと

発達障がい…自閉症ADHD、学習障がいなど、いろいろなタイプがあります。基本的には「みんなができることができない」と捉えられていて、あまりいいイメージではないですよね。私も以前はそう思っているところがありましたし、だから自分の子供たちが発達障がいであると知ったときはショックでした。

でも、自分の子供たちとか、発達障がいのお友達とかと触れ合ってみて、いろいろと気づいたことがあります。

いちばん感じるのは、彼らは本能のままに生きているということ。自分の欲求に対して素直であり、そこに嘘がないこと。だから一緒に過ごしていて、とても楽しいんですよね。飽きないんです。

それに、彼らは基本的にものごとをよく理解しているような気がします。言葉を持たなかったり、表現方法を知らなかったりするだけで、彼らの中にはもしかしたら私たち以上に深い世界が広がっているかもしれない…そんな気もするのです。

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あと、たまに聞くことがあるこんな説…母親が妊娠中に腸内環境が悪いと、生まれてくる子が自閉症になってしまう…というもの。私はこの説を信用していません。ちゃんと理由があります。

特別支援学校幼稚部で同級生だった、重度自閉症のMちゃん。彼女のママは食にこだわっていて、基本的には肉や魚を食べません。野菜や豆類中心で、調味料にも気を遣い、味噌は手作りしています。ママは食事に気を遣っているのに、自閉症の子が産まれているのですから…先ほどの説が成り立たないですよね。

 

そして、このMちゃんが本当に魅力的なんです。言葉を持たず、その分喜怒哀楽がはっきりしていて…怒る時は手がつけられないくらいに激しく怒り、悲しい時には声を上げてワンワン泣いてしまうのですが、うれしい時は何とも言えない「えびす顔」になるんです!見ていてこちらが幸せな気持ちになります(^_^)

さらにラッキーな時は、彼女にハグしてもらえるのですが…天使に包まれているような、フワッとした心地のいいハグなんです!彼女は本当にハグしたい時にだけハグをしてくれるので、非常にレア!

さらにさらに…心地よい音楽に身を任せている時の彼女は、本能のままに体を揺らしていたり。プールで泳いでいる時も、本能のままに体を自由に浮かせていたり。Mちゃんは、とても言葉では表現できない魅力にあふれた子なんです!!

 

Mちゃんだけではなく、発達障がいの子供たちはみんな、何とも言えない魅力に溢れています。彼らは決して劣った存在なんかではなく、逆に感性の赴くままに行動できる、これからの時代を生きていくにふさわしい存在だと、私は本気で思っています。

確かに彼らには支援が必要ですが、一緒に過ごして大変だけれど楽しいし、彼らから教わることもたくさんあると思います。

 

ところで、先ほど出てきたMちゃんのママ。今は無理のない範囲でヴィーガン料理のカフェをやっていますが、Mちゃんが熱を出したりしたらカフェは臨時休業です。まずは子供ありきの姿勢、素晴らしいと思います!

さらに支援学校の幼稚部時代に、ママたちみんなでマクドナルドのハンバーガーを食べよう!ってなった時。本当はものすごく嫌だったのでしょうが、みんなに付き合ってハンバーガー食べてくれたんです!

Mちゃんに寄り添い育てていくのは本当に大変だろうし、人知れず苦労もたくさんしていると思いますが…自分のペースを大事にしながらも、まわりのみんなに合わせることもできるママは、本当に素敵です(^_^)

発達障がい児のママは、それぞれみんな苦労をしてきています。だからみんなとっても優しいし、親切でいい人が多いです。(中には発達障がいの息子とのエピソードを利用して、スピ活動を展開する大バカ者もいますが…)

私は、発達障がい児が持つイメージを本当に変えたい…発達障がいはマイナスではなく、むしろギフトである…発達障がい児を2人抱える母親として、本当にそう感じています。

 

 

すみません…お久しぶりですね

このブログ、ずいぶん放ったらかしちゃってましたね…たまに覗きに来てくれる方がいらっしゃったら、本当に申し訳ないです(>_<)

放ったらかしてしまった理由…実は最近、こことは別にスピリチュアルな内容のブログをやっているんです。そこにばかり書き込んでいて、ここに書き込む余裕がなかったんです。

スピブログは本当にスピ全開のヤバい内容で、ここにリンクを貼るのもちょっとな…と思うので、すみませんがやめておきます。でも、たまにそちらにも発達障がいのこと、子育てのことを書いていることもあって。それなら、そういう内容をここにも載せていいんじゃない?って思ったんです!

 

…というわけで。ここ最近の子育てのこととか、発達障がいについて感じていることとか、たまーにここにも載せていこうと思います(^_^)

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お友達は、ありがたい

うちの小4の息子。持っている世界観が独特すぎて、学校でほぼお友達はいない状態です。どちらかというと、息子の想いを汲んでくれる先生たちと過ごすことが多いようです。

でも、そんな息子に唯一、声をかけてくれる女の子がいます。彼女もうちの息子同様、若干発達障がい気味ではあるのですが…息子とは違って活発なタイプで、どちらかというとイライラをコントロールするのに苦労している子です。

その女の子は、誰とでも分け隔てなく接してくれる子で、その延長でうちの息子にも「遊ぼう!」と声をかけてくれることがあります。昨日もたまたま、息子と遊ぶ約束をしてくれたようで…息子を迎えに行ったときに、息子がうれしそうに私に言ってきました。

 

2人が約束をしたのは、近所にある大きな神社。近くに公民館のような施設があったり、広場もあって、子供たちが遊ぶのに便利な場所です。

ひと足先に着いた私たち。本当にその子が来るのか?ちょっと不安になりながらも待っていたら…しばらくして、ママと一緒に来てくれました。

 

子供2人は早速、公民館の中にあるパソコンスペースへと入って行き、何やら楽しそうにしていました。私もママ同士、いろいろとおしゃべりをしました。

私にとって子供抜きでママさんと話す機会って、今までほとんどありませんでした。その理由は、息子はまだ友達に対して心を開いておらず、友達同士で遊ぶってことをしないので、常に私が遊び相手になってしまうからです。

でも、今日一緒にいるこの子に対しては、完全に心を開いているようで…2人でとっても楽しそうに遊んでいました。

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その後、広場に出てボール遊びをしたり、みんなでバドミントンをしたり。2人で神社にお参りに行く!と言うので、お賽銭を持たせてお参りに行かせたり…

見ていて、本当に楽しそうな息子。やっぱりお友達に飢えていたんですね。

 

2人で遊んでくれているので、私もママとゆっくり、いろいろと話せました。

この女の子、面倒見も良くて、まっすぐで、とってもいい子なんですが…学校での、女の子同士のつきあいで悩みがたくさんあるそうです。女の子特有の仲間意識とか、友達付き合いとか、彼女がうまくできているのかどうか…不安なのだそうです。

確かに女の子同士、いろいろと面倒なこともありそうですよね。

 

たっぷりと遊んで、そろそろ帰ろうか?となり。息子は、早速次の約束を…今度はうちにおいでよ!と彼女に声をかけていました。

独特な感性を持つうちの息子。彼女が我が家に来て、果たして楽しめるのかどうか?はわかりませんが…彼女なら、息子特有の世界を楽しんでくれるかも?しれませんね。

 

彼女にとっては、たくさんいるお友達のひとりに過ぎないうちの息子ですが、息子にとって彼女は、現時点では唯一のお友達かもしれません。

やっぱりお友達って、いいもんですね。息子に声をかけてくれる彼女と、理解あるママ…本当にありがたいです。昨日は息子だけではなく、私も本当に楽しかったです。