樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

お友達は、ありがたい

うちの小4の息子。持っている世界観が独特すぎて、学校でほぼお友達はいない状態です。どちらかというと、息子の想いを汲んでくれる先生たちと過ごすことが多いようです。

でも、そんな息子に唯一、声をかけてくれる女の子がいます。彼女もうちの息子同様、若干発達障がい気味ではあるのですが…息子とは違って活発なタイプで、どちらかというとイライラをコントロールするのに苦労している子です。

その女の子は、誰とでも分け隔てなく接してくれる子で、その延長でうちの息子にも「遊ぼう!」と声をかけてくれることがあります。昨日もたまたま、息子と遊ぶ約束をしてくれたようで…息子を迎えに行ったときに、息子がうれしそうに私に言ってきました。

 

2人が約束をしたのは、近所にある大きな神社。近くに公民館のような施設があったり、広場もあって、子供たちが遊ぶのに便利な場所です。

ひと足先に着いた私たち。本当にその子が来るのか?ちょっと不安になりながらも待っていたら…しばらくして、ママと一緒に来てくれました。

 

子供2人は早速、公民館の中にあるパソコンスペースへと入って行き、何やら楽しそうにしていました。私もママ同士、いろいろとおしゃべりをしました。

私にとって子供抜きでママさんと話す機会って、今までほとんどありませんでした。その理由は、息子はまだ友達に対して心を開いておらず、友達同士で遊ぶってことをしないので、常に私が遊び相手になってしまうからです。

でも、今日一緒にいるこの子に対しては、完全に心を開いているようで…2人でとっても楽しそうに遊んでいました。

f:id:hattatsumamajuan:20210630080856j:image

その後、広場に出てボール遊びをしたり、みんなでバドミントンをしたり。2人で神社にお参りに行く!と言うので、お賽銭を持たせてお参りに行かせたり…

見ていて、本当に楽しそうな息子。やっぱりお友達に飢えていたんですね。

 

2人で遊んでくれているので、私もママとゆっくり、いろいろと話せました。

この女の子、面倒見も良くて、まっすぐで、とってもいい子なんですが…学校での、女の子同士のつきあいで悩みがたくさんあるそうです。女の子特有の仲間意識とか、友達付き合いとか、彼女がうまくできているのかどうか…不安なのだそうです。

確かに女の子同士、いろいろと面倒なこともありそうですよね。

 

たっぷりと遊んで、そろそろ帰ろうか?となり。息子は、早速次の約束を…今度はうちにおいでよ!と彼女に声をかけていました。

独特な感性を持つうちの息子。彼女が我が家に来て、果たして楽しめるのかどうか?はわかりませんが…彼女なら、息子特有の世界を楽しんでくれるかも?しれませんね。

 

彼女にとっては、たくさんいるお友達のひとりに過ぎないうちの息子ですが、息子にとって彼女は、現時点では唯一のお友達かもしれません。

やっぱりお友達って、いいもんですね。息子に声をかけてくれる彼女と、理解あるママ…本当にありがたいです。昨日は息子だけではなく、私も本当に楽しかったです。