樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

コロナ禍の修学旅行問題

新型コロナウイルスの出現は、私たちの生活を一変させました。子供たちの通う学校でも、それは同じことです。

うちの娘は小学6年生。今までなら当たり前だった修学旅行が、私たちが住む自治体では原則中止となってしまったのです。ガッカリする子供たち…それでも、何とか子供たちに思い出を残してあげたい!と、それぞれの学校で様々な取り組みをしているようですね。

 

娘の通う小学校では、同じ県内にちょっとだけ遠出をする日帰り旅行と、近隣施設での宿泊学習の二本立てとなりました。先日日帰り旅行へは行ってきましたが、天気にも恵まれて楽しんできたようです。あとは、3学期に予定されている宿泊学習が無事に行われることを祈るばかり…感染が再拡大しつつある今、これ以上感染が広がらないように気をつけるしかないですね。

 

今日見た情報番組で、コロナ禍の修学旅行への取り組みがいくつか紹介されていました。

とある学校では、先生がひとりで旅行先へと行き、そこからリモートで生徒たちに現地情報を伝えていましたが…これは、先生だけ旅行に行ってズルイ!って思いますよね。実際に、その学校の生徒たちもそう思っていたようです。

別の学校では、生徒たちの発案で、夜の学校での肝試しイベントをしたそうです。先生や保護者が見守る中で事故の起きないように準備をして、当日はあちこちで悲鳴が響き渡り、楽しく(怖く?)過ごせたようです。

肝試しが終わった後、生徒たちがグランドに出てみると…何と保護者から、キャンプファイヤーのプレゼント!さらに、先生たちからは打ち上げ花火のサプライズ!これには生徒たちも大興奮!思い出に残るイベントになったようです。

f:id:hattatsumamajuan:20201117111623j:image

この他にも、水族館を貸し切りにして、普段見れないバックステージを見せてくれる企画とか、いろいろと工夫して取り組んでいる様子が番組内で取り上げられていました。

 

いつも通りの修学旅行ができなくなって、残念に思っている子たちがほとんどだとは思いますが…中にはこんな子もいます。

娘の同級生で、場面緘黙的な女の子。家では普通なのですが、学校に行くと何も話せなくなり、行事への参加も難しいのです。友達とは普通に話すし、学校帰りに見かける様子はごくごく普通なんですけどね。

この子のママさん、実は担任の先生に修学旅行への同行を求められていたそうです。親が一緒に行くって、やっぱり気が引けますよね。子供たちも正直言って微妙だと思います。

でも、結局修学旅行が中止となり、この子とママさんにとっては助かる形となりました。先日の日帰り旅行には、友達のサポートを受けてこの子も参加できていました。

3学期の宿泊学習は、もしかしたら苦戦するかもしれませんが…近隣施設であれば、困った時に親がすぐ迎えに行けるので、ママも安心だと思います。

 

新型コロナ、まだまだ収まる気配はないですね。感染予防に気をつけながら、学校で、社会で、どれだけ行事やイベントに取り組めるのか?私たちの模索は、まだまだ続いていくと思われます。