樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

我ら、お見送り隊!

うちの子供たちは、2人とも内弁慶というか引っ込み思案で、特に初めて行く場所に慣れるのに、もんの凄く時間がかかります。しばらくの間は、ずっとモジモジ、モジモジしていて…かといって、その場が嫌なわけではなく…やっと慣れてきた頃に、みんなそろそろ帰りましょうか、となってしまうこともよくあります。

うちの子供たち、名残惜しい気持ちをどうするのか?というと…お友達みんなを、最後まで全力で見送ります。別の言い方をすると、全員をしっかりと見送ってからでないと、自分たちは帰れないのです。

これ、ぶっちゃけて言うと、親の私は地味にきつい…だって、雨の日でも、寒い日でも、風が強い日でも、ずっと子供たちと一緒に外で待っていなければいけないって、案外大変ですよ。でもね、見送るという行為自体は、自分も相手も気持ちがいいものだし…まぁ、今のところは付き合ってあげています。

 

そして、この「お見送り」…息子はお友達だけではなく、いろいろなものに対してもお見送りをし始めたのです。

まずは、お気に入りのテレビ番組。番組の最後に出演者が「またねーバイバイー!」とこちらに手を振ると、息子も一緒に手を振ってバイバイ!しています。番組が終わるのが名残惜しいのか、ずっとバイバイ、バイバイとテレビに向かってお見送りをしています。

そして最近よくやるお見送りは、1日の終わりに沈みゆく夕日に向かって、お見送りのバイバイをします。窓からきれいな夕日が見える日は「ママー、もうすぐ太陽さんがおうちに帰るよー!」と息子に呼ばれます。窓から息子と一緒に、沈みゆく夕日を眺めながら、太陽が完全にいなくなるまでお見送りをする…今日も1日ありがとう、また明日もよろしくね…そんなことを思いながら、太陽に感謝しながら見送るのも、なかなか素敵なことです。

息子との夕暮れ時のお見送りタイム、最近密かに私のお気に入りだったりもします。

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