樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

節分の豆まき…どっちから見るか?

うちの娘は、今年と来年の2年間、地元の由緒ある神社で巫女の役割を任されています。先日、その神社で行われた節分祭に、娘は福娘として参加してきました。福娘…つまり、豆まきをする側の立場で参加したのです。

地元でも大きな神社での節分祭、平日でも多くの人で賑わっていました。まずは神社の拝殿内での神事。娘は神主さんと共に、神様に向かって「福はーうち!」と豆まきをします。事前練習では声があまり出ていませんでしたが、本番は何とか、神様にも届いたかな?という声でできたと思います。

 

神事が終わった後は、いよいよ外へ出ての豆まきです。神社の神主さんや役員さん、地元の町内会長さんたちと一緒に、福娘も壇上から豆まきをします。豆の入った袋やお菓子、その他いろいろなものが壇上から撒かれ、みんなが一斉に拾い始める姿は…けっこうサバイバルです。私はとてもとても…そのサバイバルに加わる気にはなれませんでした。

壇上にいた娘は…初めてのことに戸惑いながらも、楽しそうに豆まきをしていました。下から見ると、まるで豆をみんなに投げつけているようにも見えましたが…まぁクレームもなかったようですし、無事に終わったので良しとしましょう。

 

節分祭が終わり、控え室で装束から普段着に着替えて、お役目が終わりました。娘もホッとしたようでした。

娘に豆まきの感想を聞いてみたら「まるでエサに集まるコイを見ているようだった!」とのこと。私は壇上で豆をまいた経験がないのでわかりませんが、確かに壇上から見ると、豆欲しさに群がっている人たちが手を伸ばす様子…コイに見えるのかもしれませんね。

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節分の豆まきに、壇上から豆をまく立場で参加するなんて、滅多にできない経験です。私は単純に、娘のことを羨ましいなぁ、と思いながら見ていました。

福娘、娘は来年もう1年担当します。その時は、事前に豆まき自体の練習をした方がいいかもしれませんね…。