樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

きっかけは、スタンプ集め!

私たちの住む地域には、小学生向けに「はっけん伝カード」というものがあります。地域で行われるイベントや勉強会に参加するとスタンプがもらえて、スタンプが50個貯まると「こども博士」に認定されるのです。

うちの娘…スタンプ集めにまんまとハマってしまいました。

毎月発行される地域の広報誌に、はっけん伝カード対象のイベントが一覧になって掲載されるので、まずはその月のイベントをチェックします。そして、行けそうなイベントや勉強会に、片っ端から参加しているのです。

 

娘にとって、イベントの内容はあまり関係ありません。とにかく、はっけん伝カードのスタンプが貯まればいいのです。

まぁ不純な動機ではありますが…カードをきっかけにして様々なイベントに参加して、いろいろな経験をさせてもらっています。

例えば、小学校で行われる「放課後こども教室」、図書館で行われる「おはなし会」、コミュニティセンターで行われる「こども将棋道場」、博物館で行われる「海のいきもの教室」、などなど…

中でも、将棋はイベント参加をきっかけにして面白さに目覚めて、小学校でも「オセロ将棋クラブ」に入って腕を磨いています。

 

そして今日は、博物館の「海のいきもの教室」の番外編、アマモという海藻の一種を再生させよう!というプロジェクトに参加してきました。

数日前から急に冷え込んで、しかも小雨混じりの天気…それでも地元の漁港に参加者が元気に集まっていました。

このプロジェクト、数回に分けて行われています。海の中からアマモの種?を採取する回、培養した種をプランターに植え付ける回、育ったアマモの苗を海に植え戻す回、だったかな?今回はアマモの種をプランターに植え付ける回でした。

 

まずはプランターに入れる培養土と砂をよーく混ぜます。最初はスコップで大人しく混ぜていましたが、誰かが「直接触るとフカフカで気持ちいいよ!」と言ったのをきっかけに、みんな素手で豪快に混ぜ始めました!確かにフカフカして気持ちよかったです。

次に、プランターに混ぜた培養土&砂を入れて、上から海水を注入します。砂の中に留まっていた空気がブクブクと泡を立てて上がってくる様子に、娘はハマっていたようです。

そして、プランターに指で穴を開けて、種を入れていきます。アマモの種はお米サイズの小ささで、1つのプランターに穴は3個×10列!ひとつの穴に種を5〜6粒入れていきます。これは地味に大変な作業…しかもアマモがちゃんと生えてくるかどうか?を大きく左右する作業!でも私たちは雑談しながらワイワイと作業していました。

そして種を植え終わったら、海水を溜めたコンテナの中にゆっくりとプランターを沈めていきます。今日の作業はこれで終了!順調にいけば、海水コンテナの中でアマモの芽が出て、育ってくれるはず…です。

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今日のイベント、当初は娘ひとりで参加する予定でした。でも、参加者が少ないからお母さんもどうぞ!と言われ、寒そうだなぁ…と思いながらも参加してみたら、思った以上に楽しかったんです!土と砂を混ぜたり、海水をバジャーとかけたり、泥遊びの延長みたいな感覚で、子供時代に帰って楽しめました。

そして、自分たちで植えたアマモ、育ち具合を漁港に見に来ていいですよ!とのこと。せっかく自分たちで植えたアマモ、順調に育ってほしいですね。

さらに、今回のイベント参加をきっかけに、地域の環境問題とか、海のこととかにも興味が湧いてきました。次回の海への植え戻しイベントは来年の5月の予定…娘と一緒にまた参加しようと思います。

その頃には、娘はカードのスタンプを貯めて「こども博士」になっている…かな?

 

おまけ・今回のイベント、実はNHKの取材が入っていました。そして何と、私たち親子がインタビューを受けたのです。来週の首都圏ネットワークで放送されるとのこと…またしてもテレビ出演!

でも…私はそもそもイベントにすら参加しない予定で、身なりなんて気にしていなかったのです。ヒャー、もうちょっと洋服とか髪型とかに気を遣ってくるんだったなぁ…しかもどスッピンだし。まぁいっか。

*ドキドキしながらOAを見たら…私たちのインタビューは全カットされていました!ホッとしたような、残念なような…