樹安ママの発達障がいな毎日

発達障がいのあるあるを、時にはゆるく、時にはマジメに。

普通ではない、さみしさ

娘は地域の幼稚園ではなく特別支援学校の幼稚部に通っていたので、あまり地域のみんなとの交流は持てませんでした。一方で、息子は0歳から地域の保育園に入園したので、地域に住んでいる仲間たちと一緒に育ってきました。

そんな中で、息子も娘と同じように発達の遅れや発達障がいが見つかったのですが、それでも保育園の先生が手厚く面倒を見てくれましたし、地域の仲間も息子を受け入れてくれていたので、そのまま卒園まで同じところで過ごしました。

地域の仲間と過ごしていると、ついつい…うちの子、普通の子のようにできるのではないか?と勘違いをしてしまうのですが、ふとした時に、やはり息子は普通の子とは違うんだなー、と感じることがあります。

 

うちの息子…とにかく仲間に入れないのです。保育園を降園後にお友達みんなで遊んでいても、輪の中に入ろうとはしないのです。単独行動をする息子を追いかける私も、ママたちの輪には入れません(>_<)

みんなが楽しそうに遊んでいる姿を遠目で見ながら、たまらなくさみしくなります。やはり、息子は普通ではないのです。

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お誘いを受けて通い始めた書道教室も、しばらくは地域の仲間と一緒に通っていましたが、息子は次第に仲間に入れなくなり…今は同じ先生が開いている、となりの地区の書道教室にわざわざ通っています。

先日、地域のみんなが楽しそうに書道教室に通っている姿をふと目にしました。そこに息子は入れないので、私自身も地域のママや子供たちと疎遠になっていきます。みんなに意地悪をされたりする訳ではなく、あくまで息子の特性として、彼が1人でいることを選んでいるだけなのですが…やはりさみしいです。

 

息子のありのままを受け止める…頭ではそう思っていても、ふとした時に息子に普通を求めている自分がいます。でも、発達障がいという診断を受けている以上は、息子は普通ではないのです。(同じ傾向のある娘についても、同じように思うことはあります。)

ただただ、さみしさを噛みしめるしかない…たまにはこんな日もあります。