こだわりの世界・すみっコぐらし編
自閉症スペクトラムの特徴のひとつである、特定のものに対する強いこだわりや執着。
すみっコぐらしというキャラクターに娘がハマったのは、いつのことだろうか…それくらい、今娘の身の回りはすみっコぐらしであふれています。ふでばこ、お財布、バッグから普段着、枕カバーやシーツまで、見事にすみっコだらけ、です。
娘の姿を見ているうちに、いつしか息子まですみっコが大好きになってしまいました(^_^;)
この、すみっコぐらしというシリーズ、実はキャラ設定がしっかりしているんです。
娘がいちばん好きな、しろくま。しろくまのくせに寒いのが苦手で、寒さに耐えられずに暖かいところへやってきて、たまたま落ち着く部屋の隅…すみっコたちが住んでいる場所を見つけ、一緒に住みついています。相棒は寒さしのぎ?のピンクの風呂敷(これもキャラのひとつ)です。
なぜか緑色をした、ペンギン?。自分は本当にペンギンなのかどうか悩んでいて、いつも自分探しの旅をしています。なぜかお皿が割れることに過剰に反応したり、キュウリが大好きだったり、もしかしたら正体は…というキャラクターです。
息子が好きな、とんかつ。実は残されてしまった脂身の部分で、相棒は同じく残されたエピフライのしっぽ、です。残されてしまったことがトラウマになっていて、ちょっとしたことでもヘコんでしまいます。
この他にも、雑草、ホコリ、おばけ…なかなかのすみっコなキャラが揃っているのです。
子供たちが、このキャラ設定にシンパシーを感じているかどうかはわかりませんが…何かしら通ずるものがあるのかな?という気はしています。
某ファッションセンターしまむらへ行くと、大量にこのすみっコの洋服が置いてあるので、いつも大量購入してしまいます。何故か姉弟でペアルックにしたがる2人(^_^;) まあ仲良しなのはいいことです。
お値段もしまむら価格なのはうれしいのですが、かなりのヘビーローテーションなので、すぐに毛玉だらけになってしまい、娘はまさにリアルすみっコと化しています。
パパは洋服が毛玉だらけなのを気にして、毛玉カッターを手に娘に毛玉を取ってあげるよーと言うのですが、なぜか嫌がり逃げまくる娘。毛玉だらけの服を着て、娘はやはりすみっコの仲間になりたい…のかもしれませんね(^_^)